口蹄疫Q&A
宮崎県で猛威をふるう口蹄疫
その特徴とその発生時の対策Q&Aをまとめてみました。
口蹄疫の基礎知識としてお役立てください。
| Q どんな病気か? |
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| A ひづめの数が偶数の「偶蹄類」のうち、ひづめが二つの動物だけが感染します。
大量飼育されている牛や豚の感染が圧倒的に多いが、キリン、鹿にも感染の恐れがあります。 |
| Q 口蹄疫はどのような症状は? |
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| A 感染すると数日~1週間の潜伏期間の後、発症します。子牛や子ブタが死ぬことはありますが、成長した家畜の致死率は数%程度。
ただ、発熱や多量のよだれで、口中やひづめに水ぶくれができます。
餌を食べられなくなったり、立てなくなったりして衰弱し、経済的な価値が激減します。 |
| Q 口蹄疫の感染力は? |
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| A 極めて高い。動物間接触だけでなく、感染した動物に接触した人の服や農機具、車からも広がる恐れも。蒸しや空気感染の可能性もあり、感染ルートの特定は難しい。
過去、世界中で発生しています。1997年の台湾の例では、5カ月で約385万頭が処分され、養豚業が壊滅的な打撃を受けました。
国内では、2000年に宮崎県と北海道で発生。計740頭の牛が処分されましたが、感染力は今回の方が高い。 |
| Q 人体への影響は? |
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| A 感染した家畜の肉や乳を接種してもうつりませんし、家畜にふれても害はありません。食べても問題ありませんが、感染した家畜の肉を流通させると感染を広げることになるので、殺処分後、埋めるのが一般的です。
実際には、発生地周辺の家畜は移動が制限されるため、感染した家畜の肉や乳が一般に出回ることはまずありません。 |
| Q ワクチンは? |
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| A 家畜伝染病予防法では、家畜伝染病に認定される口蹄疫などの感染を防ぐため、都道府県知事がワクチン接種を命令できます。
国は現在、70万頭分のワクチンを確保しています。
ワクチンは、病気を予防したり、症状を抑えたりすることが役目で、ウイルスは消滅できません。ウイルス感染とワクチン接種の抗体の区別が難しく、感染源が分かりにくくなるため、国内で使用例はなく、宮崎県で使用されたのが初めてです。 |
| Q 殺処分は絶対に必要ですか? |
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| A 政府は今回、発生地点から移動制限区域(半径10キロ圏内)の牛と豚にワクチン投与し殺処分する方針。
家畜伝染病予防法は、口蹄疫に感染したり、感染が疑われたりした家畜は「ただちに殺さなくてはならない」と規定。
その場合、感染家畜は評価額の3分の1、感染疑いの家畜は5分の4が補償されます。
今回は感染力が強いため政府は先を打って移動制限地区の牛と豚すべてを処分する異例措置を選択。ワクチンで感染を抑え込み、その間に獣医師の手当てや殺処分後の埋め立用地を探す戦略です。
しかし、感染していない牛や豚を処分するのは畜産農家の「財産」を奪うことにもなり、農家の同意が不可欠。同意を得るために、家伝法の制限を超える補償や生活支援などの追加補償が検討されています。 |
さらにQ&Aへ続く≫≫